新NISAを1800万円満額買うとどうなる

NISA

2024年から始まる新しいNISAの年間投資枠は、つみたてNISAが120万円、一般NISAが240万円です。
どちらの枠も併用できるので、年間の投資枠は360万円です。つまり、月30万円の積立投資を5年続ければ、最速で1,800万円満額を使い切ることができます。

満額1,800万円を5%複利で20年間

非課税の新NISAで満額1,800万円を5%の複利で20年間運用すると、元本と利息の合計で約4,600万円になります。
複利とは、元本に利息が付くたびに、その利息にも利息が付くという仕組みです。そのため、複利運用をすればするほど、元本が大きく成長します。
複利は資産運用で大きな利益を得るために欠かせない仕組みです。
複利運用をすることで、元本を効率的に増やすことができます。

老後破綻は回避できる数字になってきます。

退職後も安心の4%ルール

4%ルールとは、退職後の資産運用において、毎年資産の4%を切り崩して生活費に充てるというルールです。
このルールは、アメリカのファイナンシャル・プランナーであるウィリアム・ベンジャミン・バンガードが提唱したものです。

4%ルールとは、アメリカの一般的な株価の成長率(7%)から物価上昇率(3%)を差し引いて計算されたものです。
つまり、投資で得られる利益は4%であり、この利益の範囲内で生活を続ければ、半永久的に資産が目減りすることなく生活ができるという考え方です。

資産運用額の4%を1年間分の生活費として切り崩すということは、逆算すれば、元となる資産は1年間の支出の25倍が必要になるということになります。
例えば、年間の生活費が300万円の場合、資産は7,500万円必要になります。

4%ルールは、過去100年間の米国株式市場のデータをもとにして導き出されたものであり、95%の確率で資産が枯渇することなく、30年間の老後生活を送ることができるとされています。
ただし、このルールはあくまでも統計的なもので、必ずしもすべての人に当てはまるとは限りません。

4%ルールのメリットとデメリットは以下の通りです。

●メリット

・半永久的に資産が目減りすることなく生活ができる可能性がある
・資産運用に費やす時間と労力を減らすことができる
・リスクを抑えた資産運用ができる

●デメリット

・市場の下落により、資産が目減りする可能性がある
・インフレにより、生活費が増加する可能性がある
・資産運用に費やす金額が限られる

老後は年金+配当金

4%ルールを利用する際には、自分の年齢、リスク許容度、資産の状況などを考慮して、適切な金額を切り崩すことが大切です。
また、インフレを考慮して、毎年切り崩す金額を調整することも必要です。

4600万円資産形成が出来、20年後その配当を再投資せずに全額受け取る場合
4600万円×0.04(配当率4%想定)=184万円

2023年時点の年金受給額は下記の通りです。
・国民年金(老齢基礎年金(満額)):66,250円
・厚生年金(夫婦2人分の老齢基礎年金を含む標準的な年金額)224,482円

●国民年金受給者
国民年金年79.5万円+配当金184万円=年263.5万円
1カ月換算:約22万円

●厚生年金受給者
厚生年金年269万円+配当金184万円=年453万円
1カ月換算:約37.75万円
かなり余裕がありますね。

さらに4%ルールで資産4600万円は保有したまま。
老後破綻は他人や特に現役世代の若者に大きな負担をかけてしまいます。
計画的に老後用の資産形成を考えましょう。

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